HOME | 浮腫治療コーナー | 12)下肢の弾性包帯

弾性包帯・テーピング 


使用するテープの数は浮腫の状態によって増減します
*弾性包帯・テーピングのコツは圧力のデコボコを作らない事です。むくみは圧力の低い部分に集まってくるからです。また、圧力をかけようとして引張りすぎてないことです。無理なテーピングは時間が経つと苦しくなり、シワがよることで皮膚を傷つけることもあります。シワの少ない滑らかで心地よいテーピングを心がけましょう。

1、下地を作る1

2つ折りの包帯で趾を

 

 
趾と甲を2つ折りにした伸縮性包帯で巻く

2、下地を作る2 

筒状ガーゼを戻す

 

 
全体を巻いたら筒状ガーゼを戻す 

3、下地を作る3 

ロール綿で 

 

 
趾の関節部から少し重ねながらグルグルと巻く 

4、下地を作る4 

大腿の付け根まで

 

 
ロール綿で全体を巻き上げる
 

5、巻き始め 

6cm幅のテープで 

 

 
甲を2周巻いてかかとの上部を通り甲へ戻る 

6、繰り返し 

再び甲を1周巻く 

 

 
同様に繰り返す
 

7、続けて

足全体を巻く

 

 
更に足全体を巻いて行く
 

8、更に足首から

8㎝のテープを加えて 

 

 
足首から甲やかかとを包んで下腿を上がって行く 

9、膝下全体まで

10cmのテープ を加えて

 

 
膝下の下肢全体を巻く。余れば10へ続ける 

10、膝周り 

10cmテープで 

 

 
膝の後側を斜めに上がり、膝上を1周して斜めに膝下へ 

11、膝下から

12cmのテープを加えて 

 

 
膝下からグルグルとひざ上まで巻く
 

12、全体を巻き上げ

大腿付け根まで

 

 
下肢全体を巻き上げて、布製絆創膏で留めて終了