弾性包帯・テーピング
使用するテープの数は浮腫の状態によって増減します
*弾性包帯・テーピングのコツは圧力のデコボコを作らない事です。むくみは圧力の低い部分に集まってくるからです。また、圧力をかけようとして引張りすぎてないことです。無理なテーピングは時間が経つと苦しくなり、シワがよることで皮膚を傷つけることもあります。シワの少ない滑らかで心地よいテーピングを心がけましょう。
1、下地を作る1
2つ折りの包帯で趾を
趾と甲を2つ折りにした伸縮性包帯で巻く
2、下地を作る2
筒状ガーゼを戻す
全体を巻いたら筒状ガーゼを戻す
3、下地を作る3
ロール綿で
趾の関節部から少し重ねながらグルグルと巻く
4、下地を作る4
大腿の付け根まで
ロール綿で全体を巻き上げる
5、巻き始め
6cm幅のテープで
甲を2周巻いてかかとの上部を通り甲へ戻る
6、繰り返し
再び甲を1周巻く
同様に繰り返す
7、続けて
足全体を巻く
更に足全体を巻いて行く
8、更に足首から
8㎝のテープを加えて
足首から甲やかかとを包んで下腿を上がって行く
9、膝下全体まで
10cmのテープ を加えて
膝下の下肢全体を巻く。余れば10へ続ける
10、膝周り
10cmテープで
膝の後側を斜めに上がり、膝上を1周して斜めに膝下へ
11、膝下から
12cmのテープを加えて
膝下からグルグルとひざ上まで巻く
12、全体を巻き上げ
大腿付け根まで
下肢全体を巻き上げて、布製絆創膏で留めて終了